皆様こんばんわ、あるいはこんにちは。
はい。タイトル通りです。でもある意味視察でしたよw
こんな時期に滑りに行ったのは30年振りです。一回目の大学の卒業旅行、中国上海→西安→上海のあと(思い出話はまた気が向けば・・・)、トドメに白馬方面に行きました。そのときは雪たっぷりでしたが、
方面は違うとは言え「温暖化、ここまで進んだかぁ・・・」これが正直な感想でしたね。
バスツアー最終日。日曜日滑走なのでさぞやシーズン終了を惜しむ客で満杯かと思いきや、この有り様。客の姿もまばらな新大阪駅のバスターミナル。
当然のことバスもガラガラ。50人くらいは乘れそうなところに、私を含めせいぜい15人の乗客。のびのび出来るのは嬉しいが、これでは赤字だろうな・・・・・・。
着いてみると見事なハゲ山状態。一部滑走可、積雪80cm。情報は嘘ではなかったけど、端っこにある雪を圧雪車兼ブルドーザーで中央に寄せて、何とか80cmにしているという印象。なんか悲しくなる・・・・・・。前にも触れたが、造雪機は「打ち出の小槌」ではなかった。回せば回すほど電気代と水道代がアホみたいにのしかかる・・・。
来てくれる客数と残りの積雪を睨んでのギリギリな経営状態。結局ここもそう・・・。
北海道でもないのに、西日本の住民のためよく頑張ったねと言いたいが、予定より早めのクローズ。シーズン序盤は年末寒波でいい感じの滑り出しと思ったんだけど。
積雪80cmと言いながら、圧雪車の入れないところはこんな感じ。
「小石やブッシュを引っ掛けないよう注意して滑走ください」さすがに無理やろ。
おまけに天候は雨。それも半端じゃない。あの水はけの良い甲子園でも、雨天コールドゲームを検討せざるを得ないであろう。そんな雨がずっと降り続く。ますます雪がとけてしまう・・・。
山頂部はまだまだ積雪充分と言った感じだけど、麓に積雪が無ければつまり、降りてこれないというわけで・・・。雨の上にガスで視界も悪い。大雨ではゴーグルも意味なし。もともと「ゴーグル着けない派」だけど眼鏡も無理。そんなわけで裸眼滑走。名付けて「ラガンスキー」作戦。
正直、裸眼視力0.1あるかないかのド近眼。でも大丈夫。大まかな雪面の凹凸はわかるし、板の反発から足に伝わってくる感覚でどんなバーンかはある程度判る。一部圧雪が不十分でボコボコの斜面が有って面食らったけど、一度滑れば体が覚えてくれる・・・。
とは言え、雨がひどすぎる。雨よけにポンチョをウェアの上にかぶるが、防水加工済みでも意味なし。雪のかたまりではなく雨水が溜まっていく感覚はなんとも気味が悪い。3本ほど滑ったころには、ウェアの中にも水がしみてくる・・・。
仕方ないので、麓のレストランで「罪悪感のかたまり」のような食事と飲酒。滑りに来てから初めての「カロリー超過」になるんじゃないか??
一日こんな感じで雨が降り続き、結局13本行ったところで終了。最悪の天候でも、何とかして元を取るドケチ関西人の真骨頂は健在。しかし残念な天気の上に、シーズン末期の哀れなゲレンデの姿を目の当たりにしたようで、複雑な気分の最終滑走。
今年はこれで終わり。まあ、しょうがない。来シーズンはボードにも手を出してみようか? 麻雀の方では「雀魂」で「3人打ち」と「4人打ち」の二刀流をこなすようになったので、雪の上でも二刀流・・・?
それではまた。