皆様こんばんわ、あるいはこんにちは。いろんなニュースを見るにつけ、「XBB.1.5」株やっぱりひそかに日本に上陸していましたね。東京と神戸で感染者発見という情報に接しました。
思えば三年前、新型コロナが世界を席巻し始めた頃、世界各地から配信されるニュースを見ながら、「中世ヨーロッパの黒死病パニックもこんな感じやったんやろうな・・・」などと思ったものでした。未知の病が人類を襲ってきたわけですからね。
そして、今ではオミクロン株にすっかり慣れっこになってしまった矢先での、さらに新たな変異株。それも従来のオミクロオン株よりも、さらにタチが悪いらしいこと・・・。敵の正体が良く解らないことも重なって、非常に不気味ですが、それでも人類は頑張って治療薬だの、新たなワクチンだの、周回遅れでも何らかの処方箋を見出してくる。処方箋が効果を出せば、また新たな変異株という課題を突き付けられる・・・。まさにいたちごっこです。
かく言う私も、年末に満員の夜行バスに乗って高鷲・ダイナまで出かけていましたし、正直なところ、ゲレンデできっちりとマスクをして滑っている人は半分にも満たないこと・・・。当然です。スキー・スノボは結構激しい全身運動ですから、マスク着用で滑走するなんて、息苦しくて仕方がありません。
リフト乗り場のスタッフなんかもその辺は心得ていた?ようで、顎マスクでリフトに乗ろうとしても注意喚起などはありません。昨シーズンは割とよく指摘されていたため、ずらしていたマスクを渋々もとに戻す客も多かったです。
とは言っても、クワッドリフトやゴンドラなど、複数人で乗ることが前提のリフトの場合、互いの距離が近くなるぶん、乗車中だけはきちんとマスクを着用した状態にしておくという、スキーヤー・スノーボーダーの間の暗黙のルールみたいなものはあります。
レストハウスでも一席分ずつ空けて着席と、それなりの対策はされているし、敢えてそれを無視する客もほとんどいません。しかし、それだけの対策をしてても、貰ってしまう時は貰ってしまうものなんですね。正直、私も年末のツアーで、何らかの形でウイルスを貰ってたかもしれません。ただ、発症もせず数日間はウイルスをキープしたまま、それと知らずにあちらこちらで・・・という可能性も廃除はできません。
昔の「黒死病」のように、むやみやたらに恐れる必要はもはや無くなったのかも知れませんが、あまりにも感染状況が酷くなると、また「巣ごもり」を要請される事態が訪れるかもしれませんね。そうならないように願いたいものですが、先に滑りに行ってて良かったのかも。
行動制限が再び発動するようだと、今シーズンの滑りはもう諦めないといけないことにもなりかねませんので。しかし、どうにもいただけないのはあの国の政策ですね。ゼロコロナを突然やめたかと思ったら、今度は「変異株みんなで罹れば怖くない」とばかりに、感染者の出勤を認めたりと、政策の大転換を図ってきました。なんなんだ? この無節操さは? 対して日本が水際対策を強化してガードを固めた・・・これは妥当な政策だと思います。その報復としてビザの発給を制限したり・・・。子供ですか?? 明らかにアナタの所が原因でしょうに。
良くも悪くも影響力の大きな国なのですから、もう少し大国の責任を自覚して振舞っていただきたいところですが、ある意味有頂天になってしまったかの民族には、もはや付ける薬はないように思われるのが残念です。有史以来常に北方異民族に脅かされ続け、近世では欧米列強に国土を切り取られ、長く屈辱と怯えのもとで暮らしてきた歴史の反動が今になって起こっているのではないかと。
早くこのトラウマから脱出して、寛容で鷹揚な民族としての矜持を取り戻して貰いたいものだと、切に願います。それでは本日はこのへんで。