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「8050問題・絶望のシナリオ」・・・高齢ニートの子を生き残らせるのに必要な遺産額をざっくり試算①

皆様こんばんわ、あるいはこんにちは。今日はいつもとは色の違うテーマについて考えてみたいと思います。「8050問題」はもはや現実のものとなりました。数年前には「絶望のシナリオ」と題した、FPの先生方の試算・検証の記事が、ネット上のいたるところに見られましたが、最近はあまり見かけませんね。

 

私も一応「FP3級」の資格は行政書士試験合格後に取っていますので、知識の限りを尽くして、自分なりの検証をしてみたいと思います。その筋の大多数の人が「FP3級はゴミのような資格」と言います。確かに、合格率めっちゃ高いですね。毎回60~70%が合格しています。「お金の事ちょっとは勉強してるよ」という意識高い系の主婦・主夫層なら確実に取れます。

 

私も3級から今年は2級。あわよくば1級とステップアップを狙っている口なのですが、心配事があるとなかなか勉強に身が入らない。「卒論の審査、無事に通るかな・・・」と、結果を待つ身で、3月中旬の結果発表まで悶々とした日々を過ごしています。昨年は行政書士試験の合否待ちで悶々。今年は卒論の審査待ちで悶々です。はっきり言って精神衛生上よくない・・・。それも二年続けて。だから、スキーに出かけては滑りまくってくるのも、この悶々を振り払うためでもあります。

 

それではぶっちゃけます。実はサラリーマン時代の私、「興味本位」で「思い切って、出来るだけ生活をダウンサイジングさせよう」と実験することに・・・。考えられることから実行に移しました。そして、「月10万での生活は可能」という検証結果を得ることが出来ました。その数字をもとに検証を試みたいと思います。私がやれたのですから、真似をするのは100%不可能ということはありません。

 

事例:子長男B:55歳、親A:85歳。この時点で親Aが亡くなった。

Aの死後、Aの年金もあてにできないため、Bは自力で生きていかなくてはなりませんが、職歴はないものの、親の援助など含めて国民年金保険料を20歳~60歳まで満額納める。しかし、年金支給まで10年間生き抜かなければならない。かといってもう働ける見込みもない。つまり・・・

 

(10万×12カ月)×10年=1200万円と、別途国民年金保険料(16590×12カ月)×5年=995,400円(ざっくり100万円)も考慮が必要。しかも、住居費は限りなくゼロにしておく必要あり。つまり持ち家は必須です。さらに、「国民年金保険料を65歳まで徴収することにしましょう」という動きもすでに出ています。そうなった場合は「所得ゼロ」を理由に「全額免除で」やりすごします。

 

そしてさらに、年金支給開始を70歳に遅らせようという動きもあります。その場合、現行60歳からの繰り上げ支給が65歳に? そこで、念のため年金受給を67歳に遅らせてみることにします。すると、120万円×2年=240万円が上乗せされて、必要額は1440万円となります。ただし、これはインフレを考慮していないので、インフレ率を1%と仮定。すると・・月10万円×12カ月が・・・

55歳 120万円・・・

60歳 126万円・・・

64歳 131万円・・・ 

66歳 134万円

と単年度の生活費があっがていきます。55~66歳までトータルすると1522万円です。

つまり1522+100(60歳までの国民年金保険料)=1622万円。また、年金保険料の値上げも考えられます。

 

 

ちょっとした家の修繕とか考えると、1900万円ぐらいは持っておきたい。しかし、それでもやや心細いし、それだけでは済まされません。年金を受給し始めたとしても”足が出てしまう”からです。年金受給後の試算については、次回にしたいと思います。それではまた。

 

 

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